この「防災政策・事業継続の研究のウェブサイト」では、次の内容を掲載しています。
BCM、BCPに関する研究として、概念の解説、有用と思われる資料・情報を幅広く掲載しています。
なお、事業継続マネジメント(BCM)とは事業継続計画(BCP、公的機関では「業務継続計画」)の策定や維持・更新、事業継続を実現するための予算・資源の確保、事前対策の実施、取組を浸透させるための教育・訓練の実施、点検、継続的な改善などを行う平常時からのマネジメント活動です。
企業・組織は、従業員・職員の生命身体の安全確保、保有する財産の損害抑制、地域社会への貢献や社会的責任の視点から、防災対策を実施する必要があり、研究しています。これは、事業継続の取組みと一部重複するものであり、防災対策と事業継続の取組みを車の両輪のように実行していく必要があります。
東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方は、社会のシステムとしても防災や災害対応を推進していくべきと考えられます。そこで、東北における社会システムとしての防災・災害対応の具体的な内容として、南海トラフ地震等の大災害発生時の東北各県の連携した支援体制の構築、及び、災害に強い東北を実現するための太平洋側・日本海側の代替機能の強化について研究しています。